『静かなる男』

六十郎の伊藤正尚です。 作家の司馬遼太郎は、晩年には小説家というより随筆家的な活動が中心でした。特に、週刊朝日に連載した「街道をゆく」は、死ぬ間際まで執筆を続けていました。その「街道をゆく」をNHKが映像化しています。熱心な視聴者では無かったのですが、『アイルランド編』はその映像の一部と共に脳裏に残っています。その放送があった頃は、まだ、“北アイルランド紛争”が継続中の時で、アイルランドへ…

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「週刊文春 10月29日号」

六十郎の伊藤正尚です。 地元の公立中学校に、ボランティアで毎年一度は訪れます。ボランティアの内容は、公立高校の受験の際にある面接の模擬面接官です。事前に質問事項が学校側から用意されていますので、生徒も事前練習をする様です。時間があれば、任意に質問しても良いとの条件ですので、時々、新聞を読むか読ま無いかの質問をします。多くは、「ネット検索をするので読ま無い。」とか「家でも新聞を購読してい無い…

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「落英」

六十郎の伊藤正尚です。 作家の小林信彦氏の言葉を借りれば、映画の世界での刑事物は1949年公開の『野良犬』から始まるそうです。三船敏郎が扮する新米刑事と志村喬が扮するベテラン刑事のコンビで拳銃の盗難事件を捜査する過程をドキュメンタリータッチで描いています。60年以上が過ぎていますが、いまだ、燦然と輝く刑事物映画です。以後刑事物は、映像の世界でも小説の世界でも、刑事のコンビの出来により人気が…

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『ガラスの部屋』

六十郎の伊藤正尚です。 ピン芸人の“ひろし”を久しぶりにテレビ画面で観ました。“ひろし”がブームだった時は何時だったか忘れる程、久しぶりだった気がします。舞台での姿は、記憶にあるままでした。勿論、バックに流れるお馴染みの映画『ガラスの部屋』の主題歌は、そのままです。映画『ガラスの部屋』は、日本では1970年に公開されたかと思います。私も劇場で観ていますが、記憶に残っているのはレイモンド・ラ…

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♪危険なふたり♪

1973年の春選抜は、期待の選手が登場し、異様な盛り上がりがありました。期待の選手は、作新学院の江川卓投手です。ホップする速球で関東地区では鳴り響いていました。開会式の第一試合でしたので、私もテレビ画面に釘ずけになっていました。今と思えば小さなテレビ画面でしたが、その速球の速さはわかりました。対戦相手の北陽高校は、三者三振でした。結果、11人連続三振を含む19三振となり、全国に江川卓の名前が轟き…

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