♪新聞少年♪


ボランティアで、地元の中学校に年2回程お邪魔します。理由は、中学3年生を対象にする面接試験の練習の為です。公立高校の受験に面接がある様です。高齢者と同居していない子供が多く、面接官が高齢者のケースが多い為、場慣れの機会を中学校から要請されているのです。練習とは言え、中学3年生と濃密な時間を共有する機会です。私にとっても、大変勉強になる為、お声が掛かれば出来るだけ参加しています。

最も、模擬面接官の質問事項は予め学校側が用意しています。あくまで練習ですので、想定される質問を子供達が事前に予習しているからです。それでも、時間が余れば任意な質問をしても良いとのお墨付きを頂いていますので、時々ですが、想定外の質問をする事があります。例えば、「新聞を読んでいますか?」言った質問です。多くの場合、家庭で新聞を定期購読していないとの返答となります。
六十郎の伊藤正尚です。

昭和40年(1965年)に山田太郎が唄った♪新聞少年♪が大ヒットしました。当時、公に中学生がアルバイト出来るのは新聞配達だけでした。歌詞にも、家庭の家計を助ける少年の姿が描かれています。当時、社会の公器と自他共に認める存在感が新聞にはありました。新聞紙や広告は、使用後の活用方法も有りましたので無駄にはならなかったのです。加えて、中学生では新聞を読む事は大人へのステップとして普通の事だった気がします。

今、家庭で新聞を購読していなくても、「スマホやPCで「Yahooニュース」を読むからな必要無い。」と中学3年生は答えます。全国紙のY新聞が約935万部と言われています。でも、スマホは、2,300万人が読み、PCでは、2,200万人が「Yahooニュース」を利用されていると言われています。新聞の価値観や存在感が下がっています。ただ、高齢者にとっては新聞の価値観は不変です。きっと、公立高校の面接官ともなればその程度の知識はお持ちと推察しますが、認識にズレが無い事を願うのは私だけでしょうか。

では。(2015,06,14)