♪人生が二度あれば♪

六十朗の伊藤正尚です。

AmazonからCDが届きました。♪井上陽水/断絶♪です。自宅を改装する際にLPを処分していたからです。“アンドレ・カンドレ”の名前から井上陽水に変え、1972年に発売したLPアルバムが♪断絶♪です。このアルバムの中では♪人生が二度あれば♪が、個人的にも気に入った事を覚えています。そして、1973年の次作アルバム♪氷の世界♪が日本で初めてのLPアルバムのミリオンヒットとなり、一躍、フォーク界だけで無く音楽業界全体の大スターにのし上がる事になります。

私が入学したA学院大学のキャンパスは、当時、名古屋市千種区にありました。自動車通学も許可されていました。よって、通学用に1972年に発売されたばかりのHONDAシビックに乗っていました。日本で最初のアメリカのマスキー法(排ガス規制)をクリアしたCVCCエンジン搭載車で、HONDAが日本だけで無く世界でも四輪車の自動車メーカーと認知されるきっかけとなる車種でした。以後、2010年に国内向けの生産を打ち切るまで38年間、HONDAを支えた車種でもありました。

HONDAは、SONYと共に戦後の日本が世界に誇った革新的な商品を発売する会社でした。2000年代にSONYが苦戦する様に、HONDAも売れてはいてもアッと驚く車種の発売がありませんでした。30年以上継続して乗り継いでいるオーナーとしては、やや物足りない気がしていました。今年、モデルチェンジしたステップワゴンやS660など、初期のHONDAを彷彿させる革新的な車種が発売され好評の様です。

井上陽水も、若干のトラブルはありましたが今日まで第一線で活躍し続けています。1972年当時は、一部では、フォークの枠内では浮いている存在とも皮肉られていました。しかし、ジャンルに拘らない楽曲の提供を続けて来た柔軟性は、もっと、評価されるべきでは無いでしょうか。今思えば、HONDAと井上陽水と共に40年以上を過ごして来ました。二十歳前の自分の着目点が間違ってなかった訳です。人生に二度は無い事は理解していますが、もし、生まれ変わってもきっとHONDAと井上陽水を好きになる事でしょう。

では。(2015,06,17)