「Ruriko」part2

六十郎の伊藤正尚です。

あの林真理子と同学年とこの欄で何度か書いています。熱心な読者ではありませんが、文庫本を何冊か買っています。他に新刊が一冊、彼女のサイン本があります。サイン本が手元にある経緯は一度書いていますが、また、何時書かせていただきます。今回は、2008年に単行本として出版され、その後、文庫化された「Ruriko」の話題から始めさせていただきます。「Ruriko」は、浅丘ルリ子の伝記と称したロマン小説との事ですが、登場人物は実在の人物ばかりです。

今で言えばマルチタレントだった中原淳一の挿絵にイメージを合わせたのか、逆に、浅丘ルリ子のイメージを中原淳一が借りたのか、少女時代の浅丘ルリ子の可愛らしさは目立っていました。小学校の頃、映画のポスターで観た浅丘ルリ子の容姿も印象的でした。芸歴が、私の年齢とほぼ同じですので、その後の彼女の変貌もリアルタイムで観てきています。よって、私や林真理子にとっては大スターなのですが、若い世代にはピンとこない老女優の一人かも知れません。

その伝説の老女優が、今月の日本経済新聞の「私の履歴書」に登場しています。2013年に「咲き続ける」と言う自叙伝?も出版しています。よって、「私の履歴書」が後で出版されれば三冊の伝記本が存在する事になります。正に、伝説の女優の本領発揮です。いや、巷に噂されている様に、浅丘ルリ子の素顔は誰も知らない訳ですので、本の内容も何処まで化粧されているか知っているのはご本人だけと言う事なのかも知れません。

戦後70年と言われれいますが、彼女も戦争によって翻弄された一人である事は間違い無い様です。もし、満州帝国が崩壊していなければ、ひょっとして彼女は第二の李香蘭(山口淑子)になっていたかも知れません。もし、伝説の大女優の美しい姿を知らない場合は、YouTubeで日活映画を検索して下さい。石原裕次郎と小林旭の二大スターの横に、華奢ながら芯の強そうな可憐な華が咲いています。森英恵の衣装を着た、トップ女優として君臨していた浅丘ルリ子の晴れ姿です。日本経済新聞の連載が楽しみです。

では。(2015,07,03)
IMG_20150702_154456.jpg