日本百名山

六十郎の伊藤正尚です。

先週末、地元で50年以上の歴史がある会の親睦旅行に夫婦で参加して来ました。平成19年に大きな手術をして以降、その会の毎年7月の第一土日に行われる親睦旅行は会内が代行して参加していました。今年は、奥飛騨温泉の一軒宿に泊まり、翌日は朝一番で上高地の散策が予定されていました。今、自家用車で釜トンネルを通行出来ない為、思い切って私も参加した訳です。幸い、出かける前の天気予報が外れ霧はありましたが傘も必要無い状態になり行った甲斐がありました。

学生時代、アルバイト先の仲間と旧釜トンネルを自家用車で通って行って以来、三度目の上高地でした。前回から10年以上のスパンがあり、観光客の殆どいない河童橋は初めて体験しました。私が最初に観た大正池にはまだ湖面から枯れた樹木が多数あった記憶がありますが、今や、殆ど無くなっていました。河童橋周辺のお土産屋さんやホテルも綺麗になった感じがします。ただ、水に冷たさと空気に美味しさは、不変に感じました。

深田久弥が1964年に出版した「日本百名山」は、その後、1978年に文庫化されました。私も、文庫化された時に書い、その後、NHKで10分程度に番組になった際に、改めて購入した記憶があります。深田久弥は、1961年に百名山を選ぶ基準とし1,500m以上の高さがある事を最低条件にし、加えて山の「品格・歴史・個性」を考慮して選考したと上高地の開山式“ウエストン祭”で語っと言われています。その後、百名山ブームが何度か起きています。

今年、その上高地で深田久弥展がはじめて開催されています。「日本百名山」の生原稿等も展示されていると聞き、見学したかったのですが、散策時間が短く断念しました。日本の登山の歴史における深田久弥の功績は誰もが認めるものです。ただ、日本人の悪い癖か、それ以外の名山の評価が余りに低くなってしまっています。あくまで、深田久弥個人の選考だとの認識がありません。今回のバスツアーで、上高地の魅力を再発見しました。今度は、上高地のホテルに泊まってユックリ散策が出来れば最高です。

では。(2015,07,06)
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