「知の教室」

六十郎の伊藤正尚です。

新し物が好きだった父親がシャープの“パソコンテレビX1”を買ったのが1980年代前半だったかと思います。パソコンと言っても今のパソコンゲーム機的な機器で、カセットテープ式のソフトを使う形式だったかと思います。1984年にAppleからMacOSパソコンが発売され、翌1985年にMicrosoftのWindows1.0が発売されPC時代が幕開けします。既に、社会人になっていた私は、BASIC世代を知っていますが、パソコン世代からすればシーラカンス世代の人間に相当するかと思います。

MicrosoftのWindowsに押されっぱなしだったAppleのMacOSですが、iPhone等で巻き返しMacOSが復活します。そして、今年になりMicrosoftはWindows10を無償でリリースしています。そんな時代ですが、何と若い世代にPCが使えない人が多いとの事です。iPhoneなどのスマホが便利な為、キーボードを打たない為の様です。しかし、会社ではPCが主体の為、社内研修でエクセルやワードを研修させる事になっている訳です。

以前にも書いていますが、目にした時は出来るだけ佐藤優さんの文章は読む様にしています。彼は、中学一年から睡眠時間を3時間にして勉強や仕事をし続けて来たそうです。最近は、医師の指導もあり睡眠時間を4時間にした様ですが、それでも超人的です。その佐藤優さんの最近10年の鼎談や座談会、そして外交官時代の論文までまとめた文庫本が「知の教室」です。彼の基本は書籍や紙媒体ですが、iPadやEvernote等のアプリを利用しながら、知的戦闘力を構築している様です。

若い世代に、YahooNews等のアプリを読むだけで新聞を読まない人が多い様です。「知の教室」の中で、佐藤優さんと池上彰さんが口を揃えて、情報収集は新聞を読む事と言っています。アプリは、その特性で過去の検索ベースで記事が画面上に表示されるからです。よって、ついつい偏った情報収集になるからです。忙しければ、見出しだけでも拾っておけば、流れがわかるし、時間があれば、見出しを検索できるからです。面倒でも一手間かけるのが、どの仕事でも基本の様です。

では。(2015,10,29)
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