『死刑台のエレベーター』

六十郎の伊藤正尚です。

暖冬と言われ、昼間は上着を脱ぎたくなる日が続いていましたが、急転、冬将軍が到来しました。そんな冬模様な昼下がりに聴きたくて、YouTubeを探したらありました。1957年に公開された『死刑台のエレベーター』に使われたマイルス・デイビスの音楽です。フランスの名匠ルイ・マル監督のデビュー作です。主演が、ジャンヌ・モローです。原節子が日本の伝説的な女優なら、ジャンヌ・モローはフランスの伝説的な女優になるのでしょう。

映画『死刑台のエレベーター』は、私はテレビで観ました。マイルス・デイビスの音楽が効果的に使われていると聞いていたのでたの観た記憶があります。ただ、テレビ画面ではまわりの生活音が聞こえるので、ジャンヌ・モローが彷徨うシーンにマイルス・デイビスの音楽が重なっても、感動し難かったかと思います。矢張り、物悲しい冬の昼下がりに、観ると効果的な気がします。今度、DVDを探してみます。

マイルス・デイビスは、フランスへの演奏旅行の際にルイ・マル監督に要請されて音楽を担当したと聞いています。その為、画面を観ながら即興的に音楽を被せていったと言われています。何処までが真実かは不明ですが、その後、フランス映画にJAZZが使われる事が流行った様です。1959年公開の『危険な関係』では、アート・ブレィキーとジャズメッセンジャーズの♪危険な関係のブルース♪が使われる、日本でもヒットしています。

戦後、日本ではジャズブームがあった様です。最も、ビッグバンドジャズが中心だった様ですが。アメリカでもモダン・ジャズの流れが起きますが、ヨーロッパが最初に評価した様です。その為、マイルス・ジャズ等がヨーロッパを演奏旅行した訳です。日本では、マイルス・デイビスは勿論、先に紹介したアート・ブレィキーとジャズメッセンジャーズの♪モーニン♪や♪危険な関係のブルース♪がヒットしてモダン・ジャズブームになった様です。よって、私も小学生時代に聴いていますので、今、懐かしく思い出すのでしょう。

では。(2015,11,29)
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